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第58回定期総会を成功させましょう
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
大阪府勤労者山岳連盟理事長　園敏雄
　
定期総会が3月29日に開催されます。いつも多くの代議員の方に出席のもと、
大阪府連の発展の為に積極的な意見をいただき活気のある総会となっていますが、
より一層盛り上がるような総会となるように、先日経験した講演会の内容を参考のために紹介します。

その講演者は、30代の女性で中学生のころにイラク戦争反対のビラを撒いたり、
デモに参加していた経歴をもち、国会議事堂前や街頭宣伝でコーラーとして市民運動に積極的に参加されている方です。

市民運動を続けている経験から分析し、桜問題で、アベ政権が資料を廃棄した、データの復元をしない、
だから分からないなどと野党は勿論の事、国民に対してもバカにしたような答弁を平気でしている事に、
「怒らない人」が増えている。
その背景には、新聞を読まない、ネットで情報を仕入れる(好きな情報しか仕入れない)、
自分の中で社会的被害を矮小化する動きなどがあると指摘。でもみんな苦しいと思っているけれども、
立ち上がる気力を奪われていると分析。

そのような中で、いま最も元気で、人口の多い団塊の世代と団塊ベビーの世代が、
人口の少ない現代の若者に頼るのではなく、背中を見せる活動をすることが大事と鼓舞されました。
なるほどなあと感心した次第です。
労山活動でも同様で高齢化で活動が出来ないと思うより、ますます活発に登山を続け、
若い世代に背中を見せて仲間を迎える、この様な活動をしていく事が大事だと思います。
そして総会でも、どしどし意見交換し大阪労山発展の為に力を発揮して下さるよう、会員の皆様に期待しています。

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