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Voice 6月2日のクリーンハイク・新たな課題が

登山道のゴミは少なくなりましたが 倒木とか、海洋プラなど考える機会に!!         自然保護委員長 澤村秋則 クリーンハイクは近畿が発祥の地、琵琶湖の水質悪化の問題もあり46年前に滋賀労山が「いっぺん綺麗にしようか」と 清掃登山を呼びかけ、全国労山は翌年の1974年から始めました。 さて、去年秋の台風は近畿の山々に「倒木、崩落」と言う忘れ物をやらかしてくれました。 未だに、常日頃より整備が行き届いているはずの金剛山ですら、谷筋は危険で通行禁止のままです。 また、泉南のJR新家駅から僅か30分程度の里山ですら土砂崩れのため通行できません。 今回のクリーンハイクで多くの会員が大阪の山に一斉に入ります。ぜひ、登山道の崩落あるいは倒木の状況を調査し、 私あるいは自治体に情報および改修を依頼してください。 また、大したことは出来ないと思いますが、大勢の参加で対応が可能でしたら、登山道の整備に取り組んでみてはいかがでしょうか!! 最近、海洋プラスチックが海に住む生き物にとんでもない悪影響を与えていることがニュースとなっています。 毎年、800万トンものプラが海に流れています。すでに世界の海には1億5000万トンものプラがあり。 さらに2050年にはプラと魚の量が同じになるとの予測もされています。 日本では、レジ袋の消費は年間400億枚とのこと。赤ん坊も含めてお一人毎日1枚消費していることになります。 さて、クリーンハイクでは不法投棄ゴミが目立ちますが、海洋プラになりやすいレジ袋や発砲スチロールに限って 回収に取り組むのはいかがでしょうか!!車のバンパーなどは海洋プラにはなりにくいので無視しても良い。 我々労山の出来ることは限られていますので「差別と選択」は有効と思います。 がんばりましょう   目立ちましょう   クリーンハイク!!
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