2016年10月 組織部のページ 『突撃!府連の各クラブ』


其の17  泉州勤労者山岳会 (1965年創立 会長 澤村秋則)
 
9月7日、泉州の地に会を立ち上げ、昨年50周年を迎え、
益々皆さんやる気満々で元気一杯の泉州労山さんの集会を訪問させていただきました。
毎月第一水曜日に日を固定して、高石市取石公民館の広いお部屋で開催されています。
また、「煉瓦の会」と称した勉強会も月に一度、最終火曜日に熊取町で開催されています。

会場の扉をあけるとビックリです!大きなお部屋に30人以上の出席者で活気が溢れていました。
機関紙が集会資料として配布され、9月で583号と50周年の足跡が残され、
継続、継承していく力の強さを感じました。入会すると必ず、会の専門部に所属し、
諸先輩方々からノウハウを教わり、バックアップフォローの下で経験を積み、
会の一員として定着していかれます。

月例山行では、リーダー、サブリーダーの他にベテラン2名がサポートする万全のシステムになっています。
山行の多さにも目を引きます。企画部で打合せをし、数か月先までも緻密に計画をされています。
新人教育や一般募集を兼ねる登山学校、夏、冬の合宿、連休の縦走、沢登りに岩トレ。
山の全てを網羅し、自主的に目標、目的、趣旨、志向に合わせられます。男性会員も多く、
地域性もあり、自家用車を使っての山行も沢山あり機動力も抜群です。

また、勉強会で学んだことはトレーニング山行でしっかり実践され、レベルアップや目標、
目的の山行に備える事ができます。“ただ連れて行ってもらう”“ついて行くだけ”の受身ではなく、
発言の場も、それをバックアップしてもらえる場も整い、各人がレベルアップし、
受継いでいく責任感、その中で生まれる仲間との絆までが身に付くように思います。

会の登山学校でありながら、教える事は惜しみなく、昨年度は八尾山の会、
今年度はロッキーと他会々員も受入れられ、他会の繁栄にも助力されています。
登山学校のチラシは通常の山行の中でも出会った方に手渡し、
一部のスキもなく会員拡大に力を注がれています。

会員数50人を超えながらも、仲良く結束力強く、向上心と好奇心溢れ、
ワクワクしながら楽しんでいる様子が感じとれます。
労山の行事にも積極的に参加、ご協力を頂き、ダイトレ縦走大会には大勢が参加、
大阪登山研究集会でもお話をしていただけます。
今後の大阪労山に、明るい活気のある会活動を広めて頂ける事を期待しています。
        (組織部 近藤和代記)


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