自然保護のページ 2018/12


1.憲章の実践  11月12日 現在 
     沢村 : sawadesu@ares.eonet.ne.jp までお願いします。
+ 鳥獣・らいちょう目撃レポート 
    目撃日時、場所、天候と動物の様子をメール下さい。写真があれば最高です。
    ただし、標高500m以上での目撃に限ります。  ( )内は前年実績
    らいちょう 26件(11)    鳥獣 7件(11)    昆虫 0件(3)
   10/13、カランクルンの鈴木さんが唐松でライチョウを目撃。
+ 倒木対策      11件
  登山道を塞ぐような倒木は、登山者にとって危険、また踏み荒らしの原因です。
  のこがあれば切断処理、頭突きしそうな木には、のこがなければ、
    応急処置として目立つ色テープで表示を行い、自治体あるいは私に連絡してください。
      11/3、近畿ブロック自然保護交流会・雲山峰で頭突きしそうな木に紅テープ取付。
        同じく、雲山峰で倒木をノコで処理。
   11/11、大阪労山自然保護交流会・京都:井ノ口山で倒木をノコ処理、5件。
+ 下山時にクリーンハイクを   2件

2. リニア中央新幹線による南アルプスの自然を壊させない署名
      南アルプスを東西に貫通する長さ25kmにおよぶトンネル工事により、
      特に二軒小屋周辺の1000人近い作業者宿舎や毎秒2トンの湧水(大井川水量の2割)、
      トンネルからの残土などによる自然破壊に反対しましょう。 
       1/24:508筆、 2/18:230筆 、3/11:106筆、 5/7、224筆、 5/30、228筆、 
       6/16、100筆、 7/7、87筆、         トータル:1483筆発送済み  
      澤村自宅に約100筆保管(23日の全登研に出席の際、手渡します)

3.第17回全国登山研究集会     出席者募集中
   第5分科会 「大開発による山岳自然破壊とどのように向き合うか」
      リニア中央新幹線建設工事、風力発電建設工事など
   11月23日(金)12:00〜24日(土)12:00  愛知県民の森


自然保護委員会は、次回は12月13日(木) 

11月3日(土)近畿ブロック自然保護交流ハイク 報告     こんな所に大規模太陽光発電を造るの!! + 和歌山市・六十谷駅と雲山峰の間の尾根にパネル並べるって!!    数年前、和歌山で近畿ブロック・搬出技術講習会を開催した際、    帰宅はJR六十谷駅であったはず。    その時、駅からの眺めは“やまざくら”満開でみなさん驚かれたことと思います。    実は、そこが近い将来“パネル満開”と変貌させようと画策する業者が現れた。    甲子園球場53個分の広さです。建設されれば、全国で4番目の規模です。 + 自治会連合会あげて反対運動開始、市も慎重!!    山、川がつぶれる、井戸水が汚染される、気温が2℃ほど上昇、    などの理由で自治会は大きな看板を設置し反対している。    元々、ここは崖崩れ、川の氾濫が多発してる。    住民は“さらに大きな災害が起きる、はず”と確信している。 + 地質学者も3つのプレートが押し合っている、極めて不安定!!    元高校の先生である中屋さんは、プレート活動は活発で今も隆起は続いている。    昔から林業者も尾根の樹木は切らなかった。切ればその下部は崩れることを知っていた。    などと警鐘を発している。 + すでに 土石流などは起きている    今年7月の大雨で土石流が発生し村人の生活道路が寸断された。    また、高所への避難道路も通行不可のまま、8月末までに復旧の予定がその後の大雨、    台風の影響で未だ復旧に至っていない。 + 再生可能エネルギーは大賛成、でも大手のぼろもうけ発電には反対    和歌山では風力発電も“とんでもない規模”で計画されている。    今現在の風力発電、国内1位は新青山風力で8万kW、40基である。    今回、和歌山で計画されている海南市のものは32万kW、72基、ダントツの1位の予定。    海南市から高野山の麓におよぶ大きさ、    風車より3キロまでは低周波の影響があるので地域の住民は怖がっている。    その反対運動の団体が何と“再生可能エネルギー推進者”和田武さんに講演をお願いした。    元環境学会会長でもある、和田さん曰く、私は再生可能を推進するが    「環境に優しくない風力が登場するので我々は迷惑している」    「電力は地産地消すべきである」    「ドイツ、デンマークなどでは市民発電が再生可能の6割以上を占めている」と訴えた。    日本は地熱など多様なエネルギーの可能性があるので地球に優しく、    地産地消が一番よさそうである。この試みは、いま、全国で展開されている。  11月11日(日)大阪労山自然保護交流ハイク    京都・台杉観察会 26人の参加で無事帰阪    井ノ口山の大杉、片波川源流域の平安杉にみなさん大感激!!
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