自然保護のページ 2017/05


★1.	憲章の実践  4月22日 現在 沢村 : sawadesu@ares.eonet.ne.jp までお願いします。

+ 鳥獣・らいちょう目撃レポート    去年は22の会より情報あり
   目撃日時、場所、天候と動物の様子をメール下さい。写真があれば最高です。
   ただし、標高500m以上での目撃に限ります。
   らいちょう 0件  鳥獣 0件   昆虫 0件
+ 倒木退治      4件
  登山道を塞ぐような倒木は、登山者にとって危険、また踏み荒らしの原因です。
  のこがあれば処置、頭突きしそうな木には、応急処置として目立つ色のテープで表示を!行い、
    自治体 あるいは私に連絡してください。
   3/11,20 泉州労山の澤村が比良・ヤケ山手前で2件  
    今年は重い雪であった所為でしょうか、倒木が目立ちました
   4/4  泉州労山の澤村が雲山峰で、頭突きしそうでかなり危険な松の木でした
    4/14  泉州労山の澤村が岩湧山で、真ん中で折れ登山道を塞いでいた
+ 下山時にクリーンハイクを   1件
   4/14、岩湧山でチョコ菓子袋などを回収
     
★2.6月4日・クリーンハイクの準備    
   3月21日、府下自治体に協力要請文書発送済み
    まずは、ごみ置き場の打ち合わせから、メッセージ、物資提供(特にごみ袋)
     
★3.今期も自然保護憲章の実践を中心に、目撃情報以外も活発に行いましょう
  下記項目は何れも登山しながら自然保護活動です  
    特別の負担はお掛けするものではありません
   第1章	 +ライチョウ目撃情報活動に取り組もう
    +山の野生鳥獣目撃活動(標高500m以上)に取り組もう
    +定点写真観察活動(山岳自然の異常現象とかゴミ問題など)
   第2章	+登山道の踏み荒らしに注意しよう
    +ストックの乱用に注意しよう  キャップは極力使用する
    +積雪期の幕営では竹ペグ、麻ひもを使おう   
     ただし、回収を徹底しよう
   第5章  +下山時にはクリーンハイクをしよう  1袋、1個でよし
   第6章 +岩トレの場所では携帯トイレを使おう
   第8章 +登山道の倒木退治(安全面、踏み荒らし防止に有効)および倒木情報活動    
     退治とは:即刻切り倒す、行政に依頼など  

★4. 里山一斉調査の報告
  *箕面・聖天山〜才ケ原〜こもれびの森コース   4月9日(日)    1名
  参加者:福家
【報告】毎年4月に箕面で行われている里山一斉調査に参加してきました。
   鳥や花・木、昆虫や小動物に詳しい方々といっしょにいつもの山道を観察しながら歩き、説明してもらいます。
   ちょうど桜が満開の時期で、近くで観察したあと展望台に上ると、向こうの山肌を彩る桜が
   ヤマザクラかエドヒガンか、オオシマザクラか、見当がつくようになりました。

   オオルリやソウシチョウの声も聞こえたし、カスミサンショウウオの卵も見られました。
   駅からすぐ近くの森にこんなに豊かな自然が息づいていることに感謝し、
   これからも守っていかないといけないと思いました。
   また近いうちに教えてもらったことを思い出しながら同じ道を歩きたいです。

*泉南・畦の谷コース         4月8日(土)    3名
 参加者:泉州労山(栃尾・辰巳・大西)
【報告】今年も里山一斉調査・泉南畔の谷コースに参加してきました(4月8日)。
   天候がすっきりしなかったので参加者は少なかったのですが、それなりに少人数でゆっくりノンビリ、
   中身の濃い観察会となりました。今回の観察会のメインもタンポポの観察でした。
   JR新家駅近くの公園では、宅地開発後はセイヨウタンポポの圧倒的勢力でしたが、
   近年は世帯交代して大半がカンサイタンポポに代わったようです。土壌の性質の変化も一因と言われ、
   この日の他のコースでもセイヨウタンポポをあまり見ることができませんでした。

   また、今回は周辺の山桜が「決して吉野に負けていない」ほどの見事な景観に気づきました。
   この景観は吉野のそれよりも断然自然的で、いつまでも見とれるほどでした。
   また、山中で出会ったアミガサダケやツチグリは変わった形状のキノコで、私にとっては大発見でした。
   ツチグリは乾いている時は丸まり、湿気を帯びると開きやすいといわれ、
   星の湿度計と呼ばれることもあるそうです。みんなで楽しく観察しながら歩く里山一斉調査、
   来年も参加したいと決めました。(大西)
  
自然保護委員会は、基本的に第2木曜日を委員会とします。 次回は5月11日(木)


機関誌部(大阪労山ニュース)のページへ ・大阪労山ホームページへ